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自宅で教室を開く
お稽古事の先生になって自宅で教室を開くというのは、自分のペースででき、定年がないため、歳をとっても続けていける魅力的な仕事です。何か自分の趣味や特技をきわめて、教えられるくらいの力をつけておくというのは、今すぐその道に転向するわけではなくても、将来きっと役立つはずです。
ただ、自宅で教室を開くといっても、いいことばかりではないですよね。そこで、メリットとデメリットを挙げてみたいと思います。
メリット
●通勤しなくてもよい
寒い中、コートの襟を立てながら駅まで歩いて、満員電車に揺られて会社に向かうという必要がなくなります。私の場合は田舎ですので、自動車通勤ということになりますが、車の運転が大の苦手な私にとって、毎日運転しなくてもよいというのは最大のメリットです。
●自分の都合でレッスン時間を決められる
例えば、小さいお子さんのいる先生などは「午後6時以降はレッスンしない」と決めていらっしゃったりします。逆に「日中は他に仕事をしているので、午後6時以降でなければ教室を開けない」という先生もいます。ほかには「土日は彼と会いたいので、お休みにする」という独身の先生も。
●教室環境を自分の好みに作りあげられる
私の教室では「清潔感」と「機能性」を重視していますので、余計な飾り物は置かない代わりに、空気清浄機を稼動させたり、アロマで作った消臭・抗菌スプレーを常備して、気になるところに頻繁にスプレーしています。
かわいいもの好きな先生の教室では、キティちゃんグッズやぬいぐるみでデコレーションし、子供の喜びそうなお部屋になっていたりします。
デメリット
●玄関・トイレなどを家族と共用しなければならない
自宅の施設を共用するというのは、やはり生徒・保護者側にも、家族側にも気をつかわせることになります。幼児クラスの生徒から「お母さんがね、教室のトイレは汚いから使っちゃダメって言うの」と聞かされたことがあります。
私の家族に加えて、他の生徒さんたちもそのトイレを使いますので、たまたまそのお母さんが入ったときに汚れていたのかもしれませんが、自分の家のことをそんな風に言われるのはショックです。きっと私の家族の側も、口には出さないけれど「子どもがたくさん使うからよく汚れる」と感じているだろうと思います。
●自分の時間と仕事の時間の境界線がない
教室を開くと、生徒募集活動、授業の準備・後片付け、教室の清掃など、実際にレッスンをしている時間より、それ以外の仕事にかける時間の方が長かったりします。
自分のための時間もつい、教室のことに使ってしまいがちです。「来週のレッスンではこんな事をしよう。よし、じゃあ今から教具作りだわ」なんて具合に、あっという間に2時間、3時間と過ぎていきます。
「毎日2時から4時はレッスン準備の時間」など、自分なりにルールを決めて実行できる人なら、上手くメリハリをつけてやっていけるはずです。私はダラダラやってしまうタイプなのですが・・・
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